卵黄とオリーブオイルで作るシーザーサラダドレッシング

洋食レシピ

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メキシコのティファナという町が発祥といわれるシーザーサラダ(シーザースサラダともいう)をそれに近いやり方で作ってみました。作り方は非常に簡単です。

材料 (4人分)

レタス 1/2個、  プリーツレタス 1/2個、  トマト1個、 半熟卵 1個、

ソース
卵黄 1個、 アンチョビペースト 小匙1、 酢 大匙1、 すりおろしにんにく小匙1、 胡椒 少々、 オリーブオイル 大匙4、 粉チーズ 大匙1

 

作り方

①レタスとプリーツレタスはよく洗って水けを取り、一口大5cm角ぐらいの大きさにちぎります。トマトは、半分に切って種を取りざく切りにします。

 

 

②半熟卵は沸騰したお湯に卵を入れて6分間茹でます。水に取ります。皮をむきます。中身が流れ出てくることがあるので注意です。

③やや大きめのボウルに酢、アンチョビペースト、ニンニク、胡椒を入れてよく混ぜます。さらに卵黄を加えてさらによく混ぜます。そこへオリーブオイルを少しづつ加えます。ドロッとします。そこへ粉チーズをさっくり加えます。

 

④②のボウルに①を入れて混ぜ合わせます。

 

 

⑤④を彩りよく器に盛り付けます。②の半熟卵を盛りつけます。

 

サラダのうんちく

このサラダは本来はロメインレタスをつかうのが元祖です。具だくさんサラダを代表するのがこのシーザーサラダですよね。

シーザーはかのローマの皇帝ジュリアス・シーザーを思わせる名前なので「サラダの中の皇帝」などと呼ばれ、レストランのメニューで見ないことはないぐらいメジャーなサラダになってます。

しかし、このサラダは皇帝とは全く関係なく、なんとメキシコ発祥のサラダで、実際に流行したのはアメリカという意外な歴史を持っています。

時にアメリカが20世紀前半の禁酒法時代の話で、アメリカとメキシコの国境付近にあるメキシコのティファナという町にカルディーナ(シーザース・プレイスという説もある)というレストランがありました。

アメリカでは、お酒は飲めないがメキシコなら飲めるだから大勢のアメリカ人が国境を越えてメキシコに飲みに来たようです。

カルディーニの経営者アレックスとカエザルは兄弟で、北イタリアの出身でした。兄弟でアメリカに移民したものの禁酒法の壁で苦しんでいました。そこで、メキシコへ移転に至ったということです。

大繁盛してしまったがために、大事な客が来る前までに食材がなくなってしまった。さて、その客が来たときに出したものはこのシーザーサラダでした。

ワゴンでロメインレタスを運び、お客さんの目の前で大きな木製のボウルに卵を割りほぐしそこにアンチョビ、酢、オリーブオイルを入れて軽く混ぜたところに、ロメインレタスを入れて、よく混ぜ合わせました。

お客さんを引き付けたのは、その実演の面白さと味付け、卵が混じりあったドレッシングが美味でお客さんは上機嫌になり、大好評となりました。それが評判を呼びますます繁栄させたそうです。

なので、発案者であるカエザルの名をとって英語風にシーザーズサラダと呼ばれたそうです。

 

この話、諸説ありまして、硬くなったパンを入れた、卵は半熟卵だったとか、アメリカ人に敬意を払ってアンチョビでなくウスターソースを使ったとかいろいろと言われております。

 

今日のこの作り方は、とあるテレビ番組で元祖シーザーサラダ発祥の店にて、このような作り方をしておりました。

当然、テロップにはその当時からの作り方を保持しております。と出ていました。

 

この作り方ですと、オリーブオイルが強すぎてしまったり、アンチョビの味が強かったりと加減が難しいようです。

私的にはマヨネーズをベースにしたクリーム系のソースに粉チーズをたっぷり振りかけて半熟卵をのせて食べる食べ方がおいしいと思います。

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

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