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南フランスの代表的な料理のラタトゥイユです。今日は小鉢にもって前菜風にアレンジです。日本ではマイナーな料理と思っておりましたが、ディズニー映画の「レミーのおいしいレストラン」で出てくる料理なので、意外や意外、若者が結構知っている料理でした。
この時期、暑くて麺を食べて終わりになりそうな毎日ですが、夏野菜を食べて夏バテ防止にはぴったりですね。
材料(4人分)
玉ねぎ1/2個、 赤パプリカ1個、 ナス1本、 ニンニク1カケ、 トマト1ケ、 オリーブオイル大匙2、 トマトソース50㎖、 塩 小匙1/2、 こしょう 少々、 粉チーズ 大さじ2、 パセリのみじん切り 少々、 生ハム1枚
作り方
①パプリカは魚焼きのグリルで皮を焼きます。外が真っ黒がになるまです。
②①のパプリカを水につけて皮をむきます。皮がむけたら水気をよく取っておきます。結構きれいに焦げが取れてきれいになるもんですよ。
③トマトはヘタを取り、ちょっとだけ切り込みを入れ、熱湯に入れて10秒ほど茹でます。冷水にとって皮をむきます。横に半分に切って、種を取ります。
④ナスは皮をむき1cm角に切ります。玉ねぎ、パプリカ、トマトもそれぞれ1cm角に切ります。ニンニクは潰しておきます。
⑤フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れて弱火で熱し、ニンニクの香りを出します。ここでニンニクを取り出します。ニンニクを食べたい方はもちろん入れていてもOKです。
⑥6に玉ねぎを入れてしんなりするまで炒め、次にナスを入れて炒めます。ナスに火が入ったらパプリカとトマトを加え、軽く炒めます。
⑦7にトマトソース、パルメザンチーズを加え、塩、胡椒して味を調えます。
⑧器に盛りドライパセリを振りかけ、生ハムをのせます。
前菜風にしたので生ハムをアレンジです。これは、冷蔵庫などで冷やしておいて食べても、とても美味しく頂けます。
ポイント
野菜の炒め方ですね。玉ねぎはゆっくりと甘みを出すようにしんなりするまで炒め、なすは油を吸い込ませるように炒めます。パプリカとトマトはさっと炒めます。くれぐれも煮崩れさせないようにするのがポイントですね。
味付けは、塩、胡椒、粉チーズぐらいですので新鮮な野菜を使うとよりおいしくなります。
うんちく
ラタトゥイユは「粗末な料理」という意味で南フランスではごく一般的に食べる料理です。
日本の「筑前煮」的な存在とでもいうべきものですかね。
イタリア料理では「カポナータ」といい作り方はほぼ一緒ですが、ナスをたくさん使い、揚げてから加えます。ワインビネガーで酸味を効かすなど地方色が出ることが多いようです。
水を加えない 煮込み料理 ということで野菜のうまみを堪能できる料理ですね。
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