食欲がぐんと落ちた時に飲む冷えたビシソワーズ

洋食レシピ

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今日は冷たいスープの王様(?) ビシソワーズを作ってみました。

ただしそれだけだとあまり芸がないので
コンソメのゼリーを作り浮かべてみました。

「パリの夕暮れ(パリソワール)」反対バージョンですね。
略してパリソワって言うらしいです。初めて知りましました。

 

材料 4人分
ジャガイモ中2個  玉ねぎ中1個   水600㎖  固形コンソメ1個
塩胡椒少々   牛乳500㏄     バター20g  生クリーム 100㎖
パセポン  クルトン

コンソメゼリー
コンソメキューブ1個  水300㏄  クイック粉ゼラチン5g

作り方
①.ジャガイモは厚く皮をむき薄切りにします。水につけておくこと忘れずに。
玉ねぎも皮をむきスライスします。

②.鍋にバターを入れて溶かし玉ねぎを入れて炒めます。
焦がさないように味見して甘さが感じるくらい中火で丁寧に炒めます。我慢です。

③.②へ水を切ったジャガイモを加え表面の色がやや透明になるぐらい炒めます。そこへ水と固形コンソメを入れて沸かします。あくを取ります。
弱火で10分ぐらい煮てください。

④.火を止めて10分ぐらい放置してください。ジューサーミキサーをこの間に用意します。粗熱が取れたら、ジューサーミキサーで30秒ほど2回ぐらいに分けて行ってください。氷せんしたボウルにザルでこしながら入れてよく冷まします。

⑤.④に牛乳と生クリーム加え味を調えてください。

⑥.コンソメは真面目に作ると恐ろしくお金と時間がかかるので簡単にコンソメキューブを使います。水、コンソメキューブを鍋に入れ沸かし火と止めてから
ゼラチンを加え溶かします。粗熱を取りタッパーに入れて冷蔵庫で固めます。
30分ぐらい。硬すぎてはだめです。軟らかい状態で仕上げてください。
コンソメキューブを水出しすると透明なコンソメができるんです。
注意は絶対にかき混ぜないこと。そして上澄みだけ使ってください。
しかし、味が薄いので数倍のコンソメキューブの量が必要となります。
その分上品に仕上がりますよ。

⑦器に⑤のスープを入れて、⑥のコンソメゼリーを入れて完成です。

今日のうんちく

本来はポアロー(西洋ネギ)を細かく切ってバターを入れてよく炒め、少々の玉ねぎスライスを使うのが本来の作り方です。ビシソワーズはポアローのスープという人もいるくらいネギが重要なポイントです。

ビシソワーズは、フランスの都市 ビッシーという地名からきているそうで、そこはおいしい水(温泉水で有名)と牛乳、農作物が取れる場所だそうです。
暑い夏、おやつ代わりに野菜の煮込みに牛乳をかけて食べていたフランス人シェフが、ニューヨークでそれを思い出して丁寧なレストランスタイルで売り出したと聞いております。
なので、
冷たいジャガイモのスープはビシソワーズと呼ぶんですね!

ご覧いただきありがとうございました。

 

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